• 2009.12.08
  • 水栓金具
  • 無理は禁物

  • 今日は暖かくほんまに冬かいな?と

    思うようなお天気でしたが

    今日もすいどうやはせっせと働いておりました。

    そして本日のお題は、蛇口の限界です。

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    写真は、昔からある単水栓でハンドルをひねって水を出したり

    止めたりする蛇口のスピンドル(ギア)の部分です。

    写真左が摩耗してギアの歯がなくなってしまっています。

    右が新品のギアになります(同商品ではありません)。

    古くなって摩耗するにしても、なかなかココまではすり減りません。



    ではなんで?


    正解は、荒っぽい操作によってギアが壊れてしまっています。

    荒っぽい操作っていうのは、必要以上の過大な力がかかり

    ギアが削れてしまっているということです。

    分かりやすく言えば、思いっきり閉めるの連続です。

    車でいえば、全開スタートでフルブレーキの連続操作です。

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    部品のギアが欠けるということは、本体内部のギアも同じように

    摩耗してしまいます。こうなると全損状態・・・

    なんぼ回しても空回り~でDEADです。

    最後にですね~この力の矛先は

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    この写真の中の矢印の部分になるわけです。

    ここは蛇口のCOREで、パッキンの当たる部分です。

    いわば止水部の要です。ここに必要以上の力が加わったことで

    縁の突起部分に亀裂やカケ、そして変形が起こると

    いくらパッキンを交換しても水が止まらない・・・現象が起きます。

    ポタポタ漏れ出したからといって、強く締めるのは逆効果です。

    早めに専門家に見てもらいましょう。

    パッキンといっても材質や硬さも数種類ありますからね。

    知識なく交換していると逆に寿命を縮めるかも?

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