- 2020.07.10
- 洗濯まわり
今どきの洗濯機事情
ドラム式洗濯機も普及し始め、どんどん大きくなり背が高くなる洗濯機。
弊社にも洗濯機買い替えに伴う水栓の問題やその他のご相談が
増えてきています。まずは水栓の問題。
最近ではスタンダードになり始めている洗濯機専用水栓。
ホースが外れても水が噴きださない!が売りになってますが、
もっと大事なのは水栓に逆流防止弁が搭載されているかどうかって事です。
(写真の水栓には逆流防止弁が搭載されていますTOTO TW20-1R)
全自動洗濯機の急激な止水により、水の流れの止まった衝撃が配管に伝わります。
例えると自転車で走行中に急ブレーキをかけた際に体が前につんのめる感じです。
その衝撃が配管に多大な負担をかけます。
その衝撃から配管を守るために搭載しているのが逆流防止弁です。
そして急激な止水による衝撃を吸収するのが、接続ホースの役割です。
洗濯機が止水する度に給水ホースが揺れるのは、正しい現象です。
洗濯機メーカーがもう少しスローに止水する構造で
商品を作ってくれれば緩和されますね。
次にホースの挿し口の問題。
写真は15年ご使用のホースニップルです。
ホースとの接触部(パッキンの当たる部分)のメッキが剥がれ始めています。
もう少し使うと漏れ始めるパターンです。
洗濯機を交換する際はココも要チェックです。
出来れば部品交換、お勧めは逆流防止弁の劣化も
考えると水栓交換をお勧めします。
次に良くあるのが、ドラム式洗濯機の大型化により水栓との干渉。
今回は、買い替えに伴い水栓が干渉するとの事とお湯は使わないとの事で
このような形で納めさせていただきました。
よくあるパターンです。これでしか対応できない事もありますが、
買い替えまでに時間の余裕があれば、他のパターンも模索できますね。
それはドラム式に対応したメンテナンスも出来る洗濯パンに交換する事です。
このパンに交換する事で、水栓の高さを変える
必要が無くなる場合も多くあります。
限られたスペースで大型化する洗濯機を収める最終兵器ですね。
設置には排水管の切り回しやマンションは許可が必要になる場合もありますが、
従来のように洗濯機の脚に台をかませて設置って事も無くなりますね。
洗濯機買い替えの際はこの記事を思い出してみてください(^^♪
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今日のすいどうや
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