見つけるのと直すのは別話(動画あり)

1年ほど前から微量漏水があったらしい現場。

音聴式では発見が出来なかったらしく弊社へご依頼いただきました。

って事は可能な限りの非破壊工法の水素式の出番です。

グッドマン水素発生装置HT-55を使い

管内に窒素95%水素5%の混合ガスを充填し、漏れ出す

混合ガスをバリオテック460で検知させるいつもの工法です。

早速ここを掘削したのですが、屋外ではなくトイレ床下で漏れている様子。

床下に潜って見てみましたが、トイレ床下に空間は無く

土で積み上げた所に床を作っているので

ピンポイント修理を行うためにはトイレの解体が必要になります。

そんな時はトイレ行きの給水を屋外で切断し、

新たに引き込み直すのが費用も抑えられ早い対応が出来ます。

まずはトイレ行きの給水管を切断止水後に通水し、

トイレ以外の水道が出るか確認した後に他の漏水が無いか

圧力テストを行います。

他に漏れが無い事が確認出来たら切断部から新たに屋内に配管します。

この時に、露出部分を極力少なくするため(凍結や紫外線劣化)

トイレの床近くで貫通配管します。

トイレ内に給水管を配管し化粧カバー仕上げにします。

立ち上がり部も同様カバー仕様にしています。

完成形です。

タンクに向かって右側給水でも良かったのですが、

出来るだけ左にしておいた方が今後を考えても良いので左仕込みです。

床下空間が無く土で埋められてる場合は、この方法が一番ですね。

漏水を見つけても直し方が現場によって変わりますので

費用対効果も考えて毎度頭をひねって作業させていただいてます。

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