TBC(タブチ)/SP1100Sをなんとかする
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尚、商品情報や施工方法(レシピ)等は
お答え致しかねますのでご理解願います。
やっぱ自作治具は最高!OSPKです。
今日はマンションの埋め込み型洗濯水栓TBC(タブチ)
SP1100Sのオーバーホール修理に伺ってきました。
ホース接続部からの水漏れがあり、ホース接続部のニップル交換ついでに
止水ユニットも一緒に交換しちゃいます。
まずはパネルをめくった状態です。ホース接続部の先端が腐食しています。
この部分を交換するのですが、ここを外すのには上部にある
止水部分を外す必要があるのでまずは止水部分から分解します。
が、壁内にナット部がある事から、モンキーですとこんな感じの不安定な状態になり、
高確率で滑ってナット部を破損してしまいます。
そこでOSPKオリジナル加工治具
対SP1100用ソケットの出番です。
この作業のためだけにKTCソケットを削り作りました。(KTCさんごめんなさい)
更に最奥にある特殊な角無しニップル。これもスベリ率が高そうな
臭いがプンプンしてますので、
信頼のKTC6ポイントソケットで確実に外していきます。
外せたらこっちのもんで、あとは新しいニップルとパーツを組み込みます。
このホースニップルですが、2つの部品で一つとして構成されています。
このニップルBを外すのが実に硬くかなりやっかいな作業で
Aの部分だけを交換する業者も多いみたいです。
しかし、Bの部分には大切な逆流防止機能の一部が含まれており、
弊社の修理ではA+Bと止水バルブ部のCを交換しています。
部品を組み込んだら試運転です。各部からの水漏れが無い事を確認して
作業終了でございます。
平均60分程度でオーバーホール出来るのと、パーツは少数ですが
在庫しておりますのでご依頼お待ちしております。
事例紹介
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