MYM/MS-843Tをなんとかする

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何処に相談しても部品が手に入らないから水漏れが直せないと言われUB全体交換しかないんかぁ・・・と数か月お悩みだったお客様から弊社事例紹介(絶望からの脱出)を見てご相談いただきました。2008年に倒産したMYMですが、KVKがデータを持っている事からKVK大阪に相談し、ある部品が適合する事を知り脱出口を見つけました。

止水部以外のパーツが廃番となっていてミスが絶対許されませんので慎重に写真を撮りながら分解していきます。

構造の確認のため温調部ハンドルの部分も分解します。

とにかく戻す際に位置の確認もあるのでこの作業は必須です

止水部を押さえている極薄ナットも予想通りの固着でしたが、今まで数々の苦難を乗り越えてきた経験値から奥義を授かっていますので問題なく取り外し完了。

止水部本体も無事に抜き出してあとは組付けるだけなのですがここで問題です。

お客様から作業前日に送られてきた写真ですが

げ!ハンドル内部の肝心な部分が割れてる・・・・この状態で組付けるとハンドルがスポスポ外れます。

割れたかけらをお持ちでしたので瞬間接着剤で補修して取り付けるもののまだスポスポ外れます。ここで色々考える訳で、要は軸と受けの隙間をなくして挟み込めばいいわけですが、接着での強引な作業はしたくないので隙間にシム(樹脂)を打ち込み

完成です!本来ならハンドル毎交換したいのですが廃番なので仕方ないですね。部品をお預かりして加工も考えたのですが、多分いじくりまわしてアカン方向に行きそうなので今回はこれでお許しを。この水栓に関しては「絶望からの脱出シリーズ」のような作業も出来そうな気はしていますが、次に出会った時に考えてみます

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